富士川街道の道沿い、細い道を入った静かな住宅街にあります。
井上染物店で製作された武者のぼりを“甲州武者のぼり”といい、
現在7代目となる井上展弘さんが先人たちの技術と伝統を受け継いで製作しています。
(武者のぼりとは、戦国時代の戦で用いられたとされる幟旗(のぼりばた)のことで、
現代では5月の端午の節句の際に飾られています。)
井上染物店の染めの技術はなんと江戸時代から160年以上の歴史があり、
平成6年に「山梨県郷土伝統工芸品」に認定されました。
実際に近くで見ると、手染めの繊細さがよくわかります。
鯉のぼりも色鮮やかでとてもきれいです。屋内用のコンパクトな鯉のぼりの製作もされていますので、
ぜひ足を運んで実際に見てみてください。